少年たちBornTOMORROW 日生公演を終えて

※ネタバレありますのでこれからに控えてる方は観劇後の帰りの電車とかにでも読んでやってください。相変わらずくだらないことをグダグダ書いてるだけだけど(笑)



全滅だった少年たち日生公演。


御縁があり12日の昼公演に行くことになり、そのあと立て続けに同日の夜公演も行けることになった。

人脈って大切だな、と改めて実感するところからはじまった。


「今年はジェシーが死なないかもしれない」

そんな噂が流れて、レポからじゃなくて自分の目で誰が死ぬのか観たいという一心で、(残念ながら初日は無理だったけど)8日にも入らせて頂くことになった。

まぁ結局、「ジェシーを守りたい!」と言っていた北斗くんの願いは届かずジェシーくんが例年通り撃たれてしまったわけですが…



演技をしている人を観るのが好きで、自担の、北斗くんの、演技をしている姿が大好き。

もともとライブでも叫ばなかったし(あるときを境に叫び始めたけど)、自担を静かに追っていたい人間なので、舞台がとにかくだいっすき。

ファンサしてるとこみてヤキモチ妬かなくていいしね(笑)



最初の年は残念ながら落選だった上に御縁もなかったので行ってないけど、ジャニワや去年の危機一髪とかを経て今年の少年たちを見て、なにより北斗くんの滑舌の良さに驚いた。


演技はとっても上手なんだけど、本人も気にしていたように、正直ちょっと聞き取り憎いところがあった彼。


最近の少クラや、それこそ単独のMCでも感じてたけど、演技になるとやっぱりよくわかる。びっくりするくらい滑舌が良くなってて。


努力をしっかりと感じてきた。



そして、演技。いやまじで彼の演技のすごさはやばいんだわ。ガムシャラの眼力のやつまじで観てみ?ほんっとにやばい。おすすめは熱々おでんと足の裏くすぐられてるやつ。まぁこれ某北斗のオンナの受け売りですけど。(笑)


いやガムシャラの話をしたいんじゃないんだよ!!!話戻しますね?!?! 



北斗くんの表情、仕草、声、動き。

そこにいるのはジャニーズJr.のSixTONES松村北斗ではなくて、少年たちという物語の中で獄中にいたり戦場でカメラマンをしている深澤くんの弟の〝ホクト〟で。


これ。私の好きな演技はこれ。そこに本人がいなくなって、でもその人らしさは完全には抜けない。その人にしかできない演技。



去年の少年たちもジャニワも2階席だったから、いくら双眼鏡使ってても表情までハッキリみるのは結構きつかったんだけど、今年は肉眼で表情の見える席に入らせて頂いたので、しっかり目に焼き付けてきた。


ケンカしてるときの険しい顔、お風呂でほっこりするかわいい顔、戦争の話をするときの真剣な顔、ジェシーが出兵するときの切なくて悔しそうな顔、戦場で必死に生きようとする顔、ジェシーが死んじゃったあとの泣き顔、、、

すべてが繊細で、すべてが美しくて、すべてに引き込まれた。


とくに戦場で防空壕を探してるシーン、ジェシーが死んじゃったあとのシーンがとにかくだいすき。

いやぜんぶいいんだけど、ここがいちばん気持ちが伝わってくる気がするから。


防空壕探してるときのあの危機迫る感じがとにかくすごい。ただ声を張ってただけじゃないよ、あれ。


ジェシーが死んだあと、みんなが「ジェシー!」って叫ぶんだけど、段々マイクの音が切れて最後は地声になるのね。北斗くんが地声で「ジェシー!」って叫ぶ声が響いてて見てるこっちの方が辛かった。


撃たれた直後の「もう悲しい景色はやめてくれ!!!」って叫ぶのもしんどすぎる。北斗くんが言うとその言葉がすごく重くなるね。


そのあとみんなで歌うけど、魂抜けたみたいに目に光がなくなって、“無気力”ってああいうことなんだと思う。「なにかがたりない」ジェシーが、足りない。


ちなみにこのジェシーが死んじゃったあとのシーンは岩本くんの演技もすっっっごく良かった。息を飲んだ。あの子すごい。


あとジェシーね。単独とかで“いっつもつまらんオヤジギャグ”を言ってるジェシーはいなくて。ギャップしんどすぎて何回か落ちかけたよね( )

あの迫真の演技。去年よりも上手くなってて、表情と声や話し方は少年たちの物語により一層気迫を与えてくれてた。

優しいジェシーも、狂ってしまったジェシーも、最高に良かった。


それから舘様としんたろのコーナーの最後、しんたろのセリフ

「日本中の人たちが俺たちを見て笑顔になってくれる、そのためなら被災地だって老人ホームだっていろんな劇場にだって行くよ」

このセリフがすっごく好きで。アイドルである彼らならではの、〝平和〟の作り方なのかなって。




今回の少年たちは、本人達が言っていたように、戦争色がすごく強くて。


ジェシーのセリフにあった、

「さっきまで笑って飯を食ってたやつの頭が転がって、腕をなくしもがき苦しむやつがいて、たくさんの屍の上にさらに銃弾が降り注ぐ…」


中学時代に平和学習で実際に行った広島の平和資料館でみた資料や、去年行った沖縄で行ったヒメユリの塔での資料や、私は気分が悪くなっちゃって入口にしか入れなかったけど、一応実際にこの目で見たガマのことを鮮明に思い出した。


「優しいやつから死んでいく」

そんな恐ろしい時代。経験したことないからわからない。でも、経験したことがないなんて言えるのは、「平和であることが当たり前だと思っているのは、この国だけだ」





ShowTime。(繋ぎが雑でごめんなさい語彙力が足りない広辞苑読むね)

ここからは、ジャニーズJr.のSixTONES松村北斗が魅せる時間。


正直、最後のあのしんみりしたムードから一変して華やかになってペンライトつけて…っていう気持ちの切り替えが私にはあんなに素早くできなくて。


でもさっきまで声震わせて涙流す演技してた彼らはしっかり切り替えてて。そこもやっぱさすがだなって。


演じるのも、魅せるのも、本気。


JAPONICA STYLEは語彙力吸い取られて、やばい妊娠したやばいむりかっこいいエロいなにあれ布になりてぇ和服に扇子になんやねんこれやばくね?しか出てこないのでこれで終わりです。

12日夜はもうペンラは膝の上に光らせたまま放置して双眼鏡でガン見してた。開いた口が塞がらない状態ってまさにあれだよね。



あと劇中のバラードの新曲、Beautiful Lifeもすんげえ好き。

「君の隣 僕の隣 2人は何も言わず寄り添った」

から始まって、すべての歌詞が暖かくて。最初聴いた時ここですでにうるうるした。


「何度も傷つき 何度も笑って すべてに意味があったから」

この歌詞を樹ちゃんが歌ったのは胸熱すぎる。



スノの新曲も良かった〜!あれ天才!

口元に手を当てる振り付けすごくかわいい。


あと12昼のとき岩本くんが0ズレだったんだけど、指差す振り付けで差す度に位置が変わるからもしや…?と思って周り見たらスノ担目掛けて指さしてるんですよ、ずるくないですか?

だってあの現場ファンサないはずじゃん?!もうあの振り付けがファンサじゃん!羨ましい!




もうとにかくね、すごく幸せだった。


8日は単独で知り合ったお友達と入れた。

12日昼は良席で。目の前を推しのあべちゃん、さくまくん、ジェシー、舘様が通ってくれて。

夜は私的ラストだからほっこり話北斗くんだといいな〜なんて思ってたら北斗くんで、あげくに見学にはなんと北山くん。

個人的な話だけど、私ものすごく自担運がないから、ほっこり話を北斗くんがしたのもびっくりだし、ずっとずっと念願だった北山くんの見学もすごく嬉しかった。



こんっなに幸せなのは、平和であるからこそで。


幸せをくれたのも、その幸せと平和のありがたさを教えてくれたのも、彼らで。


今回もたくさんの感謝の気持ちでいっぱいだよ。




ほんとはもっと入りたい。まだまだ北斗くんの演技を観たい。観ようと思えば毎日だって観れるけど、それはちょっと難しいから。

次は誕生日に、松竹座で。